hyoutau’s blog

エニアグラム/ドン・リチャード・リソ 助言/中嶋真澄 対人関係

ドン・リチャード・リソ『性格タイプの分析 エニアグラムの実践ガイド』助言

名著

1991年

ドン・リチャード・リソ 著 鈴木秀子 監訳 橋村令助 俵晶子 訳 

『性格タイプの分析 エニアグラムの実践ガイド』

春秋社

〈第三部 新しい関係、新しい方向〉
〈第8章 助言〉

 

1990年
DON RICHARD RISO
『Understanding The Enneagram: The Practical Guide to Personality Types』

 *リンク先はペーパーバック版でまたrevised edition 私が持っているのもそれでRuss Hudsonが共著者として加わっている

〈NEW CONNECTTIONS, NEW DIRECTIONS〉

〈Recommendations〉

 

を圧縮して紹介してみた。「助言」は私自身がしばしば読み返す箇所でこの本の特徴の一つになっている。このブログに書いた文章は簡潔さを優先したのと著作権に配慮して原型を留めていないので当たっていないところもあるかもしれないがその責任は全て私にありエニアグラムやドン・リチャード・リソ氏にはない。参照元に当たろうとしても残念ながら『性格タイプの分析』は2021年11月現在品切れ中で古書価格は高騰している。それもあって正確性よりも先ずはこの貴重な「助言」に容易に触れられるようにするのが有益と判断しweb上にアップしてみた。英語版は普通に買えるので確実なものに当たりたい向きは原書を参照してみるのが良いであろう。コンパクトでありながら理論面も実践面も押さえられ或る一つの完成が達成されていてもちろん好みや適性にもよるであろうが既に基本は身につけた上級者向けの読み込めば読み込むだけ様々なことが見えてくるような本である。欠点は30年前の出版なので最近の新動向例えばトライタイプなどは全く出てこずまたエニアグラムにも複数の流派がありこの本は公式的中立的なものではなくつまりエニアグラムの全てが網羅されていないこと。しかし『性格タイプの分析』は エニアグラムの本質 ーー( 枠組みとしては類型論なのであるが区分はされながらもそれがスタティックなものではなくダイナミックなものとなっていてそれぞれの性格タイプの在り方の総体をレベルの推移として詳細に捉えている発達の諸段階が紹介されていてそれは日本では後に出版されたのだが本国では前に出版され本来はセットである『性格のタイプ』よりも詳しいものであった『性格のタイプ増補改訂版』では補遺にてダイアグラムで説明されることになった )ーー が確かに把握されたことを告げる歴史的な書であり本来は品切れにしておくべきではない古典である。

 

4w3

Don Richard Riso
January 17, 1946 – August 30, 2012 aged 66

1977

The Levels of Development from liberated or healthy to pathologically unhealthy

1987
Personality Types: Using the Enneagram for Self-Discovery

1993
RHETI
Riso–Hudson Enneagram Type Indicator

1995
The Enneagram Institute