2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧
『新版 エニアグラム【基礎編】自分を知る9つのタイプ』 52頁 第三章本質と性格 “エニアグラムの中核にある真理は、「私たちは性格をはるかに超えた存在である」ということ” “私たち一人ひとりは、性格という限界を超え、「本質エッセンス」と呼ばれる、ほ…
エニアグラムに初めて触れてから30年以上経つと云うのに一目でその人の性格タイプを当てられる場合は稀である。人を見ると云うことは簡単なことではない。それでも他者の性格タイプの判別法はエニアグラムに行き着いた人々にとって関心の高いテーマであるこ…
『新版 エニアグラム【基礎編】自分を知る9つのタイプ』第五章ダイナミズムとヴァリエーション 101頁 ウイングをもたない純粋なタイプというのはありません。両方のウイングをもつ場合もありますが、大半の人は、おもなウィングをひとつもっています 『性格…
発達の諸段階はドン・リチャード・リソが1977年に見出したコンセプトで、健全な状態、通常の状態、不健全な状態の三段階の大分類、さらにそこに三段階の刻みがあり、全九段階が設定されている。 エニアグラムの九つの性格タイプは同列な水平的な分類であ…
ドン・リチャード・リソの『性格タイプの分析』の発達の諸段階(健全な状態・通常の状態・不健全な状態)、統合の方向・分裂の方向を良く良く考えてみると各々の性格タイプは事実上他の全ての性格タイプでもあると云わざるを得ない。様々な状態を動的に移行…
エニアグラムタイプ4といえば個性や芸術と関係づけられる。しかしそれらの事柄と彼の人達の関係は単純なものではない。彼の人達は他の人達が普通で羨ましいと、自分が理解されない周囲と馴染めないことを不幸と、思っている。そして太宰治の「生まれて、す…
エニアグラムの性格タイプのタイプ3「存在」・タイプ6「人」・タイプ9「観念」は、他の性格タイプが補助的に他の側面も組み合わせて使っているのに比して一側面に集中していて、他の性格タイプは譬れば最初から二本足で立っていて統合の方向に向かえば三…
分業する事により全体としては生産性が向上するのだがそれを担う個々人は一面的になってしまうわけで個人としては問題を抱える事になるともいえる そこで全体の部分としてではなく総体の契機としての個人 つまりそれ自体でも総体であるようなより完成した個…
存在として人は観念を抱き 存在的・人的・観念的役割を人々は分業して受持ち 人類全体として一つの体系的存在である その体系をエニアグラムの各々の性格タイプがどう担っているか 存在的人(タイプ3、タイプ8、タイプ7) 人的人(タイプ6、タイプ2、タ…