hyoutau’s blog

エニアグラム/ドン・リチャード・リソ 助言/中嶋真澄 対人関係

性格タイプ5 考える人 The Thinker への助言

1、理解したければ考えるのではなく観察せよ。現実にうつすより現実をうつすべし。

2、頭が良くて敏感で緊張しがちリラックスできにくい人には体を動かすことが効く。

3、色々なことが分かり過ぎて決められなくなったらなかなかそんな人はいないかも知れないがエイヤッとこの人という人に相談すべし。

4、考えを変えるより考えに合わせるため対象を実態から変えて認識してしまっては特にその対象が人の場合問題にならざるを得ない。あなたほど頭が良くない人々のいうことにも努力して耳を傾けるべし。

5、なかなか信頼できる人はいない、人間関係は問題を起こすよりは避けておこう、では良くない。一人だけでも良いから喧嘩を敢えてしても友を持つべし。

6、一人でいるのが自然に思えても、嫌なことだろうが理性的でない人に妥協してあげてでも、人と共に生きること訓練すれば、そこには今までとは別種の成長がある。

7、頭が良過ぎて人を落ち着かない気持ちにさせてしまう類の人がいる。その種の人はそのようなことは些事として気にしないものだがそういう態度では折角の頭の良さが生きないのでもう少し気をつけた方が良い。

8、他の人々は賢くない人ばかりだろうが人の能力は賢さ以外にも多様多種存在している。その賢さは人を愚かと見ることにではなくその人々は持っていて賢い自分は持っていないものと組み合わせて使うためのものだ。

9、人が自分に当たってくるのは実は自分の方が人に当たっているのだと気づけるぐらいの頭はあるだろう。

10、人の頭の間違いを突き放して見るよりも人の心に寄り添うよう努めれば案外いつでも冷静な自分にも温かい心が宿っていたことに気づくことだろう。そのような成長を経ればより人を信頼できるように許せるようになり自分がそうなれば相手からもそうしてもらえるようになり頭だけの未熟で偏っていた存在が完成に近づきそのような存在における必然的な帰結としてそこに幸福がもたらされることだろう。