hyoutau’s blog

エニアグラム/ドン・リチャード・リソ 助言/中嶋真澄 対人関係

タイプ4(個性的を求める人)対タイプ6(熱中する人)の付き合い方

思いが強くその世界に住んでいる4と人々と共にあり小まめに身近な人達の反応を受信している6は別世界にいる。そのままでは交わらないが補完的になれる可能性がある。

職場で

同僚として親しく一緒にとは容易にはなりにくい。4上司は6部下に意識して標準的な対応(4がそうしたところで6からすると通常通りとは思えないだろう)をする必要がある。6上司は4部下が責任感に欠けると見え、4部下からすると6上司は常識人で自分とは別人種と思える。しかし共に成果を上げることができて相互理解と信頼が形成されれば、彼の人は4にとっては頼りになる同僚、6にとっては自由と創造性の源となり支え合える。

友人として

二人だけで会うことはなくそれぞれが共通して関係している場で一緒になる。その間柄が建設的なものになるには両者が共に健全な状態でありまたある程度継続的に関わり続ける必要がある。いわゆる友達とはならならずそれは単なる知人かあるいは同志といったものになる。

パートナーの場合

自然にお互いが自分に合っていると思うことはない。4が6を好きになるだろう。6が4を受け入れるには4が自己を確立していなければならない。難しいことではあるが成立すればそれは特別に完成度が高いものになる。弱い側面を挙げるとすると「存在」根源的な生命力
ヒント

4は6が大切にしていることを軽視するきらいがあるがそれは間違いで4が実際にその天分を開花するには彼の人を見習わねばならない。どんな突飛なことでもたとえ他人がどう思おうと自分のビジョンを確信できてそのためになら全てを捨てさえする4のような6とは全く異なった者もいる。なぜ人には違う種類があるのか。いやそれでは事柄の捉え方を誤っている。人は個人では完結していない。個人は別々の独立した存在ではなく一体のものの一器官なのだ。